NetIB-Newsでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
今回は、東京オリンピックにおける柔道躍進についての読者からのご意見が寄せられたので紹介する。
柔道のメダルラッシュは、2016年のリオデジャネイロ五輪後のルール改正が功を奏しています。それまでは反則ポイントが一つでも差があれば勝ちでしたが、それが「技によるポイントか、指導3回による反則負けのみ」で決着するルールへと変わりました。これにより軽微な反則一つで勝負が決まることがなくなったのです。
「柔道の魅力は、一本勝ちに象徴される技。反則で勝ちを狙う選手、試合が増えて魅力が減退している」との声に応えたものです。国際柔道連盟(IJF)のマリウス・ビゼール会長が、IJF理事でもある講道館の上村春樹館長らの意見を採用したかたちとなりました。
「相手を技で制する技術」が求められ、幼少期から投げ技、寝技をしっかり指導されている日本勢が有利になりました。
このように、時にはルールを変える事も重要ではないだろうかと今回の柔道の躍進を見て感じました。
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