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2021年08月04日 11:53

アフガニスタン難民家族が撮った映画「ミッドナイト・トラベラー」、9月11日から全国公開~ユナイテッドピープル

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『ミッドナイト・トラベラー』

 アフガニスタン難民の4人家族がヨーロッパまでの5,600kmの旅を3台のスマートフォンで記録したドキュメンタリー映画「ミッドナイト・トラベラー」が、ユナイテッドピープル(株)(糸島市)の配給により、9月11日から順次、シアター・イメージフォーラムなど全国で公開される。故郷を追われて難民となるという現実が容赦なく迫ってくる作品に仕上げている。

 映像作家であり、ドキュメンタリー監督でもあるハッサン・ファジリ氏は2015年、アフガニスタンでタリバンから死刑宣告を受けた。ハッサンが制作したアフガニスタンの平和をテーマにしたドキュメンタリーが国営放送で放送されたことから、タリバンがその内容に憤慨して出演した男性を殺害。監督のハッサンにも危険が迫り、家族とともに祖国であるアフガニスタンを後にすることを決意する。

 ハッサンは妻と2人の娘を守るため、ヨーロッパまでの5,600kmの旅に出る。もともと映画製作に関わっていた妻と、映像教育を行っていた娘たちとともに、その旅を3台のスマートフォンで記録した。

ミッドナイト・トラベラー ハッサンと家族にとって、ヨーロッパへの脱出は想像以上の困難な旅だった。安全な場所を求めて、タジキスタン、トルコ、ブルガリアへと向かい、命がけの旅をする。難民保護を受けられず苦労することもあり、人としての尊厳を傷つけられるような境遇となりながらも旅を記録し続けた。一家が自ら撮影するという手法で、難民となった家族の目線で世界の現実を映し出した作品だ。

【石井 ゆかり】

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