【国政】二階幹事長の交代で打ち出す自民党「リフレッシュ」戦略は的外れ
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2016年8月に自民党幹事長に就任して以降、歴代最長の約5年間にわたって権勢をふるってきた二階俊博衆院議員(82)。支持率低迷に苦しむ菅政権は、9月上旬に行われる自民党役員人事で二階氏の交代を含む大胆な「刷新」を行ってイメージアップをはかるねらいだ。
福岡では二階派幹部の武田良太総務相(53)への期待が高まる一方、次期衆院選で福岡県内の選挙区から立候補予定の野党系候補者は、「衆院選を見据えた話題づくりが目的の姑息な人事。二階氏が表舞台から消えればマスコミの論調も変わり、支持率も上がるのは目に見えている。しかし、医療体制のひっ迫が改善するわけではなく、国会も開かないまま。結局は自民党内部のもめごとにすぎず、まったく国民を見ていないことの現れだ」と批判を強めている。
【データ・マックス編集部】
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