現地反響をQRコードで「効果測定」する
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前回は、「住宅販売で現地からウェブサイトに誘導する方法」として、現場の横断幕や看板にQRコードを貼って、ウェブに引き込むと効果がありますよ――というお話をしました。今回は、そのQRコードからの引き合い件数を計測するお話(実はウェブ会社さんでも知らなかったり、面倒くさがって教えないことが多いのです)をしますね。
現地横断幕や看板、のぼり旗などに貼ったQRコードによって、ターゲットをデジタルの世界に引き込むことができます。デジタルの良いところは、「効果測定」ができるところです。アナログ広告だけだと効果測定はできませんが、デジタル広告を絡めるとすべて数値化されます。
それでは、QRコードでの効果測定は、どのようにしたらいいのでしょうか。まずは、QRコードにパラメーター設定を行ってください。それを行えば、Google Analyticsで流入件数がわかります。なお、やや難解なため、誌面上では設定の詳細は省きますが、当社で設定サービスをしていますので、お気軽にお問い合わせください。
QRコードからの流入件数がわかったなら、スプレッドシートやエクセルで記録し、定点観測を行ってください。流入件数が少なければ、幕や看板のデザイン変更も必要です。このように、効果測定を行わないと、現状の広告の効果がわからず、改善もできません。広告はPDCAを回して改善していくものです。当社でも、チラシや横断幕・看板などのアナログ広告から、デジタル広告へ流入させる効果測定を行っています。
「脱大手ポータルサイト」は、不動産・住宅業界では難しいかもしれませんが、それに頼りすぎると、広告費ばかりがかかってしまいます。できるだけ、自社でも集客する努力をしましょう。
とくに「現地反響広告」は、Googleにも大手ポータルサイトにも影響されませんし、比較されることもありません。そして、一度設置してしまえば、煩雑な手間もありません。住宅会社さまや工務店さまは、ぜひ現地反響に取り組んでくださいね。
なお、当社では「モリアゲ!住宅・工務店」として、専門特化してサポートしています。お客さまの売上アップこそ、我々の「Mission」です。お気軽にご連絡ください。
<プロフィール>
山本 啓一 (やまもと・けいいち)
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。フリーターを1年経験後、福岡で2年ほど芸人生活を送る。漫才・コントを学び舞台や数回テレビに出るがまったく売れずに引退。27歳で初就職し、過酷な飛び込み営業を経験。努力の末、入社3年後には社内トップとなる売上高1億円を達成。2004年、31歳でエンドライン(株)を創業。わずか2年半で年商1億2,000万円の会社に成長させる。「エッジの効いたアナログ販促」と「成果が見えるメディアサービス」でリアル店舗をモリアゲる「モリアゲアドバイザー」として、福岡を中心として全国にサービス展開中。関連キーワード
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