九州の暮らしをプロデュースして70年 住空間の頼れるスペシャリスト
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FFFホールディングス(株)代表取締役CEO 中村 克久 氏
水回りを基軸とした住宅設備の専門商社
2020年4月、創立70周年を迎えた(株)冨治商会は持株会社体制に移行し、「FFF(スリーエフ)ホールディングス(株)」へ商号を変更した。新設の(株)冨治商会が、その中核事業会社として、グループ経営管理事業と不動産賃貸事業を除く一切の事業を承継。グループ傘下のTOTO水彩プラザふじ(株)、(株)姉川商会、大牟田バルブ(株)の3社と力を合わせつつ、キッチン設備やバスルーム、トイレなどの水まわり商品やエアコンなどの空調、壁材、床材、サッシ窓、防犯設備など、あらゆる建材を取り扱う住宅設備総合商社として九州の暮らしを支える。
同社が産声を上げたのは、戦後間もない1948年。上下水道のインフラ整備がほとんどなされていない状況のなか、創業者の故・中村冨久治氏は、人々の健康と日々の営みの基盤となる水道関連設備の復興事業を手がけながら、会社を発展させていった。そんな成り立ちの同社だからこそ、住宅というものに対する深い理解と見識、そして、より良い暮らしを実現するための技術は他の追随を許さない。実際、現在取引しているメーカーは実に500社以上、販売先の数は3,000社に上り、各家庭に届ける住宅設備は数十万点におよぶ。まさに住宅のプロフェッショナル集団として、同社が顧客からの厚い信頼を得ている証である。
サスティナブルで暖かい住空間を提供
昨年来のコロナ禍に際しては、住宅設備に使用する部品の供給が滞る、県外をまたぐ移動が制限されるなどの負の影響もあったが、同社はそれにビクともしない強靭さを示した。グループ代表取締役CEOの中村克久氏はにこやかにこう語る。「業績面での影響はほとんどありませんでしたし、何よりもともと活用していたITツールが社員間で浸透したことはプラスになったと思います。2021年1月に新社屋が完成したことで、社員一同フレッシュな気持ちで業務にあたっています」。
しかも、新たな取り組みとして、グループ傘下のTOTO水彩プラザふじが大川市の組合とタッグを組み、センダンの木を使った内装材の供給をスタートさせた。新社屋内にあるTOTO水彩ショールームにもこれを用いたキッチンカウンターを展示。センダンの木がもつぬくもりを、見学者もこうして気軽に体感できる。
「センダンの木は、植林して15〜20年ほどで活用できる、早生広葉樹として注目を集めています。サスティナブルな木材を取り入れた内装材を、皆さまのライフスタイルに提供できれば幸いです」と話す中村代表。今後も環境への心配りを怠ることなく、暖かみのある商材で人々の暮らしを豊かにすることを模索し続ける。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:中村 克久
所在地:福岡市中央区赤坂1-2-7 f-style KEYAKI 2F
設 立:1951年11月
資本金:9,200万円
TEL:092-712-0113
URL:https://www.fff-hd.co.jp
<プロフィール>
中村 克久(なかむら・かつひさ)
1966年福岡市生まれ。法政大学法学部出身。東京での商社勤務を経て、96年に(株)冨治商会に入社。2003年11月、代表取締役に就任。20年4月に持株会社FFFホールディングス(株)の代表取締役CEOに就任。趣味は映画鑑賞とゴルフ。法人名
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