2024年05月10日( 金 )

日経平均株価2万9,000円台回復、九州地銀8行は高安まちまち

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【表1】の通り、本日の東京市場の日経平均株価は、衆院選での結果を受けて、寄り付きから大きく値を上げて取引が始まり、終値は前日比+699円08銭の2万9,647円80銭(同2.61%増)となり、2万9,000円台を回復して取引を終えた。

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【表2】は九州地銀8行(FG・FH含む)の株価推移表である。
◆ふくおかFGは前日比61円高の2,108円(前日比+2.98%)。3月末比は9円高の+0.43%。
・九州FGは同7円高の390円(同+1.83%)。3月末比では85円安の-17.89%と下落率が一番高い。
・西日本FHは同19円高の684円(同+2.86%)。3月末比では111円安の-13.96%。
・北九州銀行を傘下に置く山口FGは同13円高の649円(同2.04%)。3月末比は87円安の-11.82%。
・大分銀行は同1円安の1,812円(同-0.06%)。3月末比では342円安の-15.88%。下げ幅が最も高いのが目に付く
・宮崎銀行は同20円安の2,032円(同-0.97%)。3月末比では305円安の-13.05%。
・佐賀銀行は同18円高の1,454円(同+1.25%)。3月末比は22円安の-1.49%。

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<まとめ>
 今日の日経平均株価(終値)は、3月末比468.28円増となっているが、九州地銀のなかで3月末比プラスとなっているのはふくおかFGだけとなっている。地銀の経営が厳しい状況にある証左ではないだろうか。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

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