2022年05月26日( 木 )
by データ・マックス

【福岡県議会】副議長に42歳の仁戸田元氣氏 産業構造の変化に対応を

 福岡県議会は12月6日、前任・十中大雅氏が久留米市長選に出馬したことで空席となっていた福岡県議会副議長に、民主県政県議団の仁戸田元氣氏(42、福岡市西区選出、3期目)を選出した。
 仁戸田氏は9日、データ・マックスのインタビューに応え、コロナ禍でダメージを受けた県経済の再生に向けて意欲を示した。

県議会副議長に就任した仁戸田元氣氏(副議長室で)
県議会副議長に就任した仁戸田元氣氏
(副議長室で)

    ──どのような県政課題を想定しているのか。

 仁戸田元氣氏(以下、仁戸田) 福岡県内には60の市町村がありますので、そこに暮らす県民の方々の声だけでなく市町村長さんや議会の声も真摯にうかがい、県政に反映させていく責任があります。いま、たとえば日本の平均賃金は韓国を下回るような状態になっていますが、世界各国が変わり続けているなかで、日本は変化できていないのではないか。幸いにも福岡県には諸先輩方が築いてきた自動車産業という礎があります。

 ──世界的には脱炭素の流れがあり、日本の自動車産業は乗り遅れを指摘されている。

 仁戸田 確かに、産業構造が大きく変わってしまったことにも向き合う必要があります。これまで日本は家電産業や自動車産業で生き残ってきましたが、「GAFA」()に代表されるIT産業など新たな波に対応できていません。早急に自動車産業の次の局面を考えるべきで、それはたとえば電気自動車(EV)や九州大学で研究が進む燃料電池自動車になると思います。福岡県としては燃料電池が主流になることがベストで、極力サプライチェーンを維持できる裾野の広い自動車産業を残しながら、それに代わるものを生み出していかなければなりません。

※:IT大手のGoogle、Apple、Facebook、Amazonの頭文字を取った総称。 ^

 福祉分野では、子育てや介護に携わるボランティアの方々をもう少し公共が支援していかないと、いよいよ地域社会や家計がもたなくなってくるでしょう。さらに税の分配だけでなく、付加価値のある「モノ」を生み出す産業をどう育てるのか。この2つに取り組まないと、将来の社会は成り立ちません。


<INFORMATION>
にえだ元氣事務所

所在地:福岡市西区今宿1-8-4
TEL:092-407-3591
公式サイト:http://www.nieda-genki.net


<プロフィール>
仁戸田 元氣
(にえだ げんき)
1979年生まれ、行橋市出身。県立京都高校から日本大学法学部に進学。卒後2003年に神戸製鋼所入社。09年松下政経塾卒塾。同年、元首相の菅直人氏秘書に。PHP総合研究所特別研究員。11年、福岡県議会議員に31歳で初当選。現在3期目。

関連記事