2024年05月20日( 月 )

悪の権化はロシアでなく米国

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 NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。今回はロシアが軍事行動に踏み切ることを誘導したのは米国だと指摘した4月5日付の記事を紹介する。

『日本経済の黒い霧
 ウクライナ戦乱と資源価格インフレ
 修羅場を迎える国際金融市場』
(ビジネス社、1,870円(消費税込み))
https://amzn.to/3tI34WK

は日本の進路を考えるための問題提起である。

「強欲資本主義vs.共生民主主義の闘いがはじまった!」

とのサブタイトルを付したが、すべての物事が「強欲資本主義」によって支配される状況が生まれている。

象徴的な事例がワクチンとウクライナ。

4月1日付ブログ記事
「コロナワクチンが危険な理由」
https://bit.ly/3NIBT61

で紹介した高名な免疫学者である荒井央氏による新著

『コロナワクチンが危険な理由
 :免疫学者の警告』(花伝社、1,650円)
https://amzn.to/3tSFeHU

にレビューを掲載されているamphibius 氏が、余談として次のように記述されている。

「余談ではあるが、今ロシアのウクライナ侵攻でプーチン大統領が世界的に批判を浴びている。

しかしながら、ウクライナのこれまでの歴史、アメリカの特に民主党政権がこれまでにやってきた他国への介入、2020年の大統領選挙以降、現在までのアメリカ国内の惨状を知ると、ロシアのウクライナ侵攻は実質的にはアメリカが裏で仕掛けた戦争であり、プーチン大統領はロシアから愛をこめて、自国の自衛のためだけでなく、世界の自由と民主主義を守るためにグローバリスト(新・共産主義)と戦っているとの見方も出来る。

マスコミと結託すればフェイクニュースなどいくらでも捏造できるのである。」

紛争の解決に武力を用いることは許されず、ロシアの行動は非難されるべきものであるが、戦乱に至る経緯を詳細に検証すれば、今回の戦乱は米国によって誘導された側面が強いことが判明する。

米国自身が、これまでに侵略的な戦争を何度も遂行してきたことを見落とせない。

ウクライナの被害だけが大きく取り上げられているが、ウクライナの被害とは比べものにならない被害をイラク市民が受けている。

2003年のイラク戦争は米国による侵略戦争だった。

イラクの被害を報道せず、ウクライナの被害だけを報道するメディアに正義は存在しない。

私たちの目の前にある諸問題について、メディアが流布する情報だけで判断しては本質を見誤る。

ウクライナ戦乱の根本原因は、ウクライナが2015年のミンスク合意2を踏みにじり、ロシアとの軍事的対決の方針を鮮明に示し、実際に東部地区に対して武力攻撃を展開したことにある。

この事実を取り上げずに、ロシアだけを非難するのは公正でない

多数のウクライナ国民被害に最大の責任を負っているのがゼレンスキー大統領である点を見落としてはならない。

コロナ感染ではワクチン接種推奨の大合唱が続いてきたが、そのワクチンが重大な災厄をもたらしている。

ワクチン接種後の急死者数、重篤化者数が想像を絶する規模に達している。

本ブログ、メルマガはワクチンリスクに対する警鐘を鳴らし続けてきたが、その危険性を認識する市民がようやく増え始めている。

メディアが流す情報を鵜呑みにしていては我が身を守ることができない。

悪に加担することにもなりかねない。

拙著『日本経済の黒い霧』の構成は以下の通り。

第1章 衰退する日本経済
第2章 迫りくるインフレ経済の恐怖
第3章 米中対立の行方
第4章 反グローバリズムで分裂する世界
第5章 「新しい資本主義」の真実
第6章 格差を生んだ消費税増税という大罪
第7章 勝者と敗者 新型コロナパンデミックの真実
第8章 乱世を生き抜くための資産・生活防衛
第9章 日本と世界はどこに向かうのか

荒川央氏は次のように指摘する。

「ディストピアをづくり上げるのは、疑うことを知らず、命令、要請、多数派に従う1人ひとりの人間です。

世界中で多くの人が自主的に放棄しているのは、自由であり、健康であり、命です。」

私たちに求められているのは「すべてを疑うこと」。

塩野七生氏が

『ルネサンスとは何であったのか』(新潮文庫)
https://amzn.to/3uRfWsW

で指摘したのが、

「ルネサンスとはすべてを疑うこと」

だった。

すべてを疑うことによって、暗黒の中世から脱却することができた。

すべてを疑ってみるために、『日本経済の黒い霧』が紐解く現代社会の断面を吟味賜りたい。

※続きは4月5日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「悪の権化はロシアでなく米国」で。


▼関連リンク
植草一秀の『知られざる真実』

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