九州主要百貨店7社 全社増収、4社赤字継続
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九州主要百貨店7社の前期決算(2、3月期)はコロナ禍の影響がやわらぎ全社が増収になったが、博多大丸とトキハと鶴屋百貨店、山形屋の4社は赤字が続いた。
増収率は博多阪急の21.9%を筆頭に4社が10%以上を記録した。福岡都市圏の3社が好調だった一方でトキハは1.7%、鶴屋百貨店は2.2%増と、地域間で明暗が分かれた。
各社とも想定した売上に届かなかった。緊急事態宣言とまん延防止など措置が発令されるたび客数が落ち込んだのが響いた。売上未達のため4社が赤字幅を縮小したものの、水面浮上を果たせなかった。黒字転換した岩田屋三越も、昨年9月中間決算後の下方修正値を下回った。
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