2022年08月14日( 日 )
by データ・マックス

九大「研究開発次世代拠点」が目指す地方創生

元岡地区の新たなランドマークに

 今津湾や作物が良く育つ肥沃な大地など、豊かな自然の恩恵を受けて、福岡市の重要な生鮮食糧供給地として発展を遂げてきた西区・元岡。九州大学伊都キャンパス(以下、九大)の誕生以降は、九大隣接地として居住機能や研究開発機能の拡充が進み、キャンパスタウンとしての側面ももつようになった。

研究開発次世代拠点イメージ
研究開発次世代拠点イメージ

 そんな元岡の新たなランドマークとして、存在感の発揮が期待されているのが「研究開発次世代拠点」だ。ダイハツ九州(株)所有地と福岡市土地開発公社所有地を合わせた3万1,224.68m2の敷地に、研究開発棟・商業棟・テナント棟・住居棟を整備するもので、事業者には大和ハウス工業(株)を代表企業とする、西部ガス都市開発(株)、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)(以下、CCC)、正晃(株)、大和情報サービス(株)のグループが選定された。

 研究開発棟には、九大の産学連携部門で新事業の展開などに取り組むオープンイノベーションプラットフォーム(以下、OIP)が入居。商業棟には、出店地域で高い誘客効果を示す蔦屋書店が入る。店舗名は「九大伊都 蔦屋書店」。九州・沖縄エリアでは「六本松 蔦屋書店」に続く2店舗目で、早くも地域住民の間で話題になっている。

 九大伊都 蔦屋書店の企画・運営は、TSUTAYAの運営などを手がけるCCCと西部ガス都市開発との合弁会社であるAfford(株)が担う。

 九大伊都 蔦屋書店の概要について、CCC九州カンパニー九大伊都推進Unitの佐久間崇リーダーは「書店機能の充実はもちろん、文具や生活雑貨も取り扱うことで、九大関係者はもちろん、地域住民の皆さんが普段使いしやすい店舗を目指しています。ほかにも、憩いの場としてゆったりと時間を過ごしてもらえるように、さまざまな機能を計画していますので、楽しみにしてもらえれば」と意気込む。

九大伊都 蔦屋書店イメージ
九大伊都 蔦屋書店イメージ

【代 源太朗】

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