「糸島にシリコンバレーを」糸島SVI構想
-
糸島にシリコンバレーを
桜井二見ヶ浦の夫婦岩をはじめ、芥屋の大門やトトロの森など、豊かな自然が生み出す数多の観光スポットがSNS上でも“映えスポット”として脚光を浴び、全国的な知名度の獲得に成功した糸島市。交流人口は増加傾向で推移しており、コロナ禍前の2018年には、観光入込客数は682万6,970人を記録している。
人気観光地としての地位を確立した糸島だが、まちづくりにおいては九州大学(以下、九大)を核とした、学術研究都市の形成を推進。なかでも、シリコンバレーのスタンフォード・リサーチ・パークを手本とする「糸島サイエンス・ヴィレッジ構想」(以下、SVI構想)は、地域や社会に新たな雇用やビジネスを生み出すものとして、計画が進められている。
21年10月には、SVI構想を実現するための中核組織として、産学金官で構成する(一社)SVI推進協議会が設立された。SVI構想の舞台となるのは、志摩馬場・松隈などの志摩東部エリア。ここは、セトルグローカルホテル糸島をはじめとした「糸島市九州大学国際村構想」の計画地である泊カツラギ地区にも近く、SVI構想との相乗効果の発揮にも期待がかかる。
九大の周辺部で最先端の技術研究を発展させ、産学官連携を加速させることで、地域の賑わい創出、産業振興を図るSVI構想。糸島にシリコンバレーを再現することができるのか、その動向が注目される。
【代 源太朗】
月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?
福岡のまちに関すること、再開発に関すること、建設・不動産業界に関することなどをテーマにオリジナル記事を執筆いただける方を募集しております。
記事の内容は、インタビュー、エリア紹介、業界の課題、統計情報の分析などです。詳しくは掲載実績をご参照ください。
企画から取材、写真撮影、執筆までできる方を募集しております。また、こちらから内容をオーダーすることもございます。報酬は1記事1万円程度から。現在、業界に身を置いている方や趣味で再開発に興味がある方なども大歓迎です。
ご応募いただける場合は、こちらまで。その際、あらかじめ執筆した記事を添付いただけるとスムーズです。不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。(返信にお時間いただく可能性がございます)法人名
関連キーワード
関連記事
2024年5月5日 06:002024年5月2日 15:452024年5月2日 11:302024年5月2日 18:002024年5月2日 17:502024年5月1日 15:002024年4月25日 14:00
最近の人気記事
まちかど風景
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す
- 業界注目!特集
-
産廃処理最前線
サステナブルな社会を目指す
- MAX WORLD監修
-
パーム油やPKSの情報を発信
パームエナジーニュース