2024年05月13日( 月 )

電力大手9社が最終赤字、9月中間決算

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 東京電力ホールディングス(株)(以下、東電)は1日、22年9月中間連結決算を発表した。それによると売上高は3兆5,053億200万円(前年同期比58.6%増)、営業損益は1,560億9,900万円の赤字(前年同期は970億200万円の黒字)、経常損益は2,388億6,200万円の赤字(同1,013億4,200万円の黒字)、純損益は1,433億7,300万円の赤字(同886億4,600万円の黒字)だった。

 ロシアのウクライナ進攻にともなう燃料価格の高騰や円安の影響もあり、他の電力大手も軒並み業績が悪化。10月31日に2022年9月中間連結決算を発表した九州電力(株)の純損益が467億円の赤字だったほか、関西電力(株)が763億円の赤字、中部電力が426億円の赤字、東北電力(株)が1,363億円の赤字、中国電力(株)が560億円の赤字、北海道電力(株)が16億円の赤字、北陸電力(株)が381億円の赤字、沖縄電力(株)が168億円の赤字と、四国電力(株)を除く、9社が純損益で赤字を計上した。

【新貝 竜也】

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