2024年05月10日( 金 )

IoTを駆使したペットにも優しい家づくり

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(株)ダックス

ニッチ×一番乗り戦略

(株)ダックス 大分支店マスコット「オレオ」
(株)ダックス 大分支店マスコット「オレオ」

    戸建住宅「P-TELAS」シリーズ、新築マンション「パレストマンション」の企画・販売、太陽光発電システムの施工・販売、PO形浄水器の製造・販売など、「住」に関連した多岐にわたる事業を手がけている(株)ダックス。市況の変化を鑑みて、新たな“柱”となり得る新規事業の構築への挑戦を続けている。 

 「九州・福岡における戸建建売も、近年では大手の進出が旺盛になってきており、土地の取得にも苦戦するようになってきました。同じ土俵のうえで、資本力にモノを言わせる大手とまともにやり合っても、とても敵いません。そこで当社では、『スマートライフ』をコンセプトとして自ら新たな市場をつくり、そのシェアをどこよりも先に押さえてしまおう』という“ニッチ×一番乗り戦略”を展開しているところです」と同社代表取締役社長・石原紀幸氏は話す。 

 同社ではこの戦略の下に、新たな戸建建売スマートホームの開発に注力。さまざまな案を市場性や採算性などを鑑みて検討するなかで、新たなコンセプト住宅ブランド第1弾となる「スマートペットホーム」の発表に漕ぎ着けた。

ペット共生×IoT設備×スマホ

 スマートペットホームでは、「ペット共生」と「IoT機器」を掛け合わせることで、人とペットがともに快適に暮らすための設備を充実させた。たとえば、ペットの誤飲誤食を防ぐキッチンゲート、床の滑りを防止しながらキズや汚れからフローリングを守るガラスコーティング、ペットが落ち着いてくつろげる専有スペース、マイクロバブルシャンプーやグルーミングなどの本格的なペットケアができる深さのある洗面化粧台などを標準装備。さらにIoTによって職場や通勤バス内からスマホアプリによって遠隔から各機器の操作が可能。たとえば外出先からペットの様子を確認したり、エアコンのオン/オフ、温度調整などをスマホで操作できることで、飼い主とペットがともに安心して快適に暮らせる住環境を実現している。 

ダックス ペット共生×IoT設備×スマホ

 「今やペットは大切な家族の一員として、人生をともに歩むパートナーとなる存在です。そのため、人だけでなく“ペットにも優しい家づくり”には一定の需要があると考え、今回の新ブランドを立ち上げた次第です」(石原社長)。 

 新ブランドPRの手始めとして、10月2日に海の中道海浜公園で開催された参加型スポーツイベント「ドゲンジャーズ秋の体育祭」では、同社も「ペット共生・IoT住宅」のハウスメーカーとしてブース出展。家族連れをはじめとした多くの来場者が訪れ、反応も上々だったという。11月12日に大濠公園で開催される「GO WITH わんこマラソン 2022」では同社が筆頭スポンサーを務めており、当日は大型ブースも設置予定。新ブランドの認知度拡大のために、当面は力を入れていく方針だ。 

【坂田 憲治】


<COMPANY INFORMATION>
(株)ダックス for Wonderful Smart life with DAX

代 表:石原 紀幸
所在地:福岡市中央区長浜1-1-1 KBCビル8階
設 立:1995年2月
資本金:1億円
TEL:092-737-1121
URL:https://www.dax-jp.com

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