2024年05月06日( 月 )

東京都が試買調査、健康食品103製品で不適正な表示

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 東京都は29日、2022年度の健康食品試買調査結果をまとめ、販売店やインターネット通販などで購入した健康食品103製品について、不適正な表示が見つかったと発表した。

 都は法令違反の可能性が高いと思われる健康食品を販売店で42製品、インターネット通販などで83製品の合計125製品を購入。そのうち、103製品で関連法規に抵触する恐れのある表示を確認した。

 不適正な表示として、「関節炎を治す」「抗腫瘍作用」「免疫強化」「若返り」など疾病予防・治療に関するもの、「オーガニック100% 安心・安全」「飲むだけで日々の紫外線対策プラス美白」といった消費者を誤認させるものがあった。

 このほかにも、表示ルールを逸脱した添加物表示や栄養成分表示、保健機能食品(特定保健用食品・機能性表示食品・栄養機能食品)と誤認させる、紛らわしい名称も見つかった。

【木村 祐作】

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