2024年05月17日( 金 )

餃子と野球と名物店主【まるに食堂 高宮本店】

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
餃子家まるに食堂 高宮本店
餃子家まるに食堂 高宮本店

    「侍ジャパン・WBC優勝」の興奮が冷めやらぬなか開幕したプロ野球では、全球場の開幕戦チケットが完売するなど大いに盛り上がりを見せている。これから夏に向け、野球ファンにとっては冷えたビールと野球観戦が最高のシーズンに突入した。

    西鉄高宮駅から徒歩3分の高架下に店を構える「餃子家まるに食堂 高宮本店」(旧・ちょこボール食堂/2021年9月屋号変更)では、ひとくち餃子や生ビールを味わいながら野球観戦を楽しむことができる。お店の目印は「ホームベース型」の玄関マットだ。

 メニューは、自慢のひとくち餃子のほかに50種類以上と豊富で、宮崎県産地鶏のタタキや豚サガリ鉄板、しめに食べるチキンカレーも人気がある。ドリンクの種類も多く、生ビール440円(税込)など良心的な価格帯なのも嬉しい。

まるに名物ひとくち餃子
まるに名物ひとくち餃子

    野球好きの店主・安川真一さんは、スタッフやお客に「ぺこ」という愛称で親しまれている。この店主はサービス精神の塊のような人で、お客を楽しませることに全力投球だ。1人で来店のお客でも大歓迎。巧みな話術ですぐに、男女問わずみんなと友好関係を築いてしまうのだ。これが転じ、常連のお客同士をつなげて19組の成婚カップルを誕生させているというから驚きだ。

 店の前身は2012年に博多港ベイサイドで生まれた屋台風の「博多ちょこボール酒場」が始まり。当時からカウンター越しでお客と対面するカタチは、現在もオープンキッチンとして残っている。オープンキッチンからは店内すべてのお客に目が届く。「アイスの音でグラスの空き具合もわかる」ほどに気にかけ、お客に居心地の良さを提供したいという店主のこだわりだ。そしてスタッフにもそのサービス精神は受け継がれている。

春日店店内のオープンキッチンとカウンターテーブル(ほかにテーブル席と半個室もある)。
春日店店内の
オープンキッチンとカウンターテーブル
(ほかにテーブル席と半個室もある)。

    まるにグループとしては、高宮本店から徒歩1分のところにカラオケバー「ちょこぼスタジオ」を経営するほか、高宮本店と同じく西鉄沿線に21年10月、「餃子家まるに商店 春日店」を開店している。こちらも春日原駅から徒歩1分という立地で、個人・団体ともに人気店となっている。3店舗を行き来しながら意気盛んに接客する店主に会いに行ってみてはいかがだろうか。

【松本 悠子】

 


<INFORMATION>
餃子家まるに食堂 高宮本店

所在地 :福岡市南区玉川町10-4
TEL :092-512-0015
営業時間:午後6時〜
U R L :https://chocoball-shokudo.owst.jp/

餃子家まるに商店 春日店
所在地 :福岡県春日市春日原北町3-58-1春日原テルミナ105
TEL :092-585-1915
営業時間:午後6時〜
U R L :https://www.hotpepper.jp/strJ001281601/

餃子×カラオケBar ちょこぼスタジオ
所在地 :福岡市南区野間1-2-13
TEL :092-554-3000
営業時間:午後9時〜
U R L :https://chocoball-studio.owst.jp/

関連記事