九州運輸局は24日、「九州への外国人入国者数の推移について」(2023年4月分速報値)の資料を公表した。
それによると、4月の九州への外国人入国者数は23万331人だった。前月より7,838人増加し、増加は2カ月連続。船舶観光上陸(クルーズ船)を除く通常入国者数では、新型コロナウイルス流行以降における最多を更新し、19年同月(31万3,208人)の水準の約74%まで回復したことが分かった。
これにより23年の九州への外国人入国者数は15年の167万人を超えて、200万人を超える見込みである。
また、同時に2月の九州への国・地域別外国人入国者数の確定値も発表された。国別の内訳としては、韓国が15万2,252人(19年同月は23万6,734人)と約64%を占め最も多く、次のASEAN諸国が1万8,793人(同9,884人)、台湾が1万7,143人(同3万4,348人)、香港が8,510人(同2万3,052人)、欧米豪が3,253人(9,161人)と続き、中国は683人(同15万2,252人)であった。
【寺村朋輝】
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