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名古屋にいる友人はサラリーマン時代にアメリカのボストンに6年間、勤務した経験者がある。だから、2年に1度、ボストンの友人たちを訪問することにしている。コロナ禍中は控えていたため、今回のボストン訪問は3年ぶりであった。帰国すると早速、電話があった。「いや何もかもが高くなっていた。総費用が3年前と比較して倍になっていた」と悔やむ。
ところが話は続く。名古屋の友人が帰国して2週間後に、その友人の知人であるロス在住のアメリカ人家族4名が2週間の日本一周旅行にやってきた。名古屋で友人の歓待を受けた後、アメリカ人家族は自力で日本中を回ったという。そして、2週間後、帰国前に名古屋の友人に羽田空港から電話がかかってきた。アメリカ人一家がいうことには、「いやー日本旅行のコストの安さには驚いた、感動した、予算の60%で済んだ」とひたすら感心していたというのである。それを聞いた友人が私にボヤいたのは、「日本はすばらしい!ワンダフルという誉め言葉が欲しかったんだけど」ということだ。
そろそろ誰か、日本を旅行する際のマナーとして海外の観光客に「日本旅行は安い」は誉め言葉ではないことを教えてはいかがだろうか。しかし、マナーブックに実際にそれが載るようになったとしたら、それこそ筆者は破り捨てるに相違ないのだが・・・。ともあれ、まったく情けない限りである。
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