2024年05月04日( 土 )

スターフライヤー 2024年期通期業績は増収、黒字化へ

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 (株)スターフライヤー(本社:北九州市小倉南区、町田修代表ほか1名)はこのほど、2024年3月期第2四半期の決算を発表した。それによると、売上高が前年同期比28.9%増の190億500万円、営業損失17億900万円(前年同期は営業損失27億3,600万円)、経常損失13億1,000万円(同損失23億1,800万円)、四半期純損失12億7,100万円(同損失22億7,700万円)となった。

 同社は航空旅客需要の回復に対応するため、運航便数をコロナ禍以前の水準に戻し、臨時便や国際チャーター便の運航を実施したことで、売上高が増加した。しかし、為替相場や原油価格の高騰、外貨建て費用などの増加により営業コストが拡大し、営業段階から赤字を計上。また、機材のリース満了にともなう返却整備と複数のエンジン整備が集中したことで、営業活動からのキャッシュ・フローは25億7,700万円のアウトフローとなった。

 通期業績予測については、売上高が前期比17.3%増の378億5,000万円、営業利益は7億8,000万円(前年同期は同損失13億1,700万円)、経常利益は12億4,000万円(同欠損7億400万円)、当期純利益は同16.8倍となる12億3,000万円)を見込む。

【岩本 願】

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