2024年05月09日( 木 )

野鳥の鳥インフルエンザ疑い事例が佐賀市で発生 大川市の一部も監視区域に

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 7日、福岡県は、6日に佐賀県佐賀市で発見された野鳥の死骸から簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたためとして、野鳥監視重点区域に含まれる範囲について野鳥の監視を強化することを発表した。

 福岡県の発表によると、6日に佐賀県佐賀市において、ハヤブサ1羽の衰弱個体が回収され、その後死亡が確認された。これについて7日に佐賀県が簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルス陽性反応が確認された。このことを受け、環境省により回収地点の周辺半径10km圏内が野鳥監視重点区域に指定された。この区域に大川市の一部が含まれることから、福岡県は、この区域内の野鳥の監視を強化することにしたとしている。

 鳥インフルエンザについては、11月25日に佐賀県鹿島市の養鶏場で感染事例が発生、約3万8,000羽が殺処分されている。

【寺村 朋輝】

法人名

関連キーワード

関連記事