2024年05月04日( 土 )

安全機材などのグリーンクロス 24年期中間業績は増収増益

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 安全機材や保安用品の販売・レンタルなどの事業を展開している(株)グリーンクロス(福岡市中央区、久保孝二代表)はこのほど、2024年4月期第2四半期の連結決算を発表した。それによると、売上高は前年同期比13.3%増の121億1,988万円、営業利益が同16.9%増の7億5,215万円、経常利益が同17.0%増の7億6,325万円、四半期純利益が同3.2%増の4億8,936万円となり増収増益となった。

 同社グループが関係する安全機材業界、サインメディア業界では、自然災害からの復興や国土強靭化への対応などにより公共事業投資が底堅く推移。民間設備投資においても持ち直しの動きが継続している。

 そのなかで収益力のさらなる向上に向け、顧客のニーズに沿った事業展開を実施。営業促進と各種経営リソースの強化や、物流システムの効率化などを行い、原材料やエネルギーコストの高騰のなか前年同期を上回る業績につなげた。

 通期連結業績予測は、売上高が前期比4.4%増の235億円、営業利益が同4.9%増の15億6,900万円、経常利益が同5.2%増の15億9,300万円、当期純利益が同1.2%増の10億6,500万円としている。

【田中 直輝】

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