2024年12月14日( 土 )

室町ケミカル、24年5月期中間決算 減収減益も通期は増収増益予想

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 12日、室町ケミカル(株)(福岡県大牟田市、青木淳一代表)は24年5月期の中間決算を発表した。それによると、売上高は29億1,200万円(前年同期比6.7%減)、営業利益は1億1,500万円(同48.8%減)、経常利益は1億1,000万円(同47.1%減)、四半期純利益は9,300万円(同37.5%減)で、減収減益となった。

 要因について同社は、医薬品事業における自社製造品の売上減少や輸入原薬の大幅な売上減少が主な要因としている。医薬品事業では、既存主力品の販売が好調で新製品も立ち上げたが、抗てんかん薬用原薬の一時的な需要増加が落ち着いたことにより、売上が減少。また、営業および開発への積極的な投資により販売費および開発費が増加したとしている。

 通期(24年5月期)の業績予想については、売上高は64億円(前期比1.7%増)、営業利益は4億円(同8.3%増)、経常利益は3億8,000万円(同8.3%増)、当期純利益は3億1,000万円(同21.0%増)で、増収増益を見込んでいる。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事