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中国とのビジネス振興に長年邁進してきたAがため息をつく。ただ、このため息は自分の為でなく中国人富裕層の為の代弁だ。「A!何とか日本に金を持ち込めないか?」という嘆願が続出しているとか。その1人は旧正月休暇を利用して日本へきたが、打つ術がない。Aの前でため息ばかりつく。この富裕層とは30年の付き合いであるが、これだけ意気消沈した、情けない光景を目撃したのは初めてである。
中国人の富裕層が焦っているのはなぜか!現金を海外に移したいのであるが、これはすべて現在政界を賑わしている裏金。躍起になっているのはタイムリミットが迫っているからであり、中国では来年にはデジタル通貨の導入が本格化するという。つまり中国元紙幣が消滅していくのである。裏金を表金にチェンジできるタイムリミットが刻々と迫っているため、富裕層は焦燥感に駆られているのだ。中国の経済再生へのハードルは高い。
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