2024年12月11日( 水 )

ウチヤマHD、25年3月期中間決算は増収減益も、通期では増収増益予想

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 12日、(株)ウチヤマホールディングス(本社:北九州市小倉北区、山本武博代表)は2025年3月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は145億500万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は1億4,900万円(同46.8%減)、経常利益は2億9,500万円(同44.5%減)、四半期純利益は3億2,300万円(同50.4%増)で、増収ながら営業利益と経常利益は減、純利益は大幅増となった。

 決算要因としては、介護事業における施設の統合や入居率の安定維持が売上増に貢献した一方で、原材料費や人件費などのコスト上昇が利益を圧迫した。カラオケ事業では店舗数の減少や原価の高騰、飲食事業も同様の影響で苦戦したとしている。一方、固定資産売却益が特別利益に寄与し、純利益の大幅増となった。

 通期(25年3月期)の業績予想については、売上高は301億1,600万円(前期比4.4%増)、営業利益は11億3,400万円(同92.5%増)、経常利益は11億6,100万円(同2.4%減)、当期純利益は4億3,300万円(同102.6%増)で、増収と営業段階からの大幅な増益を見込んでいる。

【寺村朋輝】

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