三谷セキサン(株)(本社:福井県福井市、三谷進治代表取締役社長)は11月26日、杭打ち工事の施工について、電流計のデータ流用が1件判明したと発表した。
同社は、流用の理由を、現場代理人が電流値の記録測定後、何らかの事情により紛失したためと判断している。
同社では、施工報告書のチェック体制で確認すべきものとして、電流データの流用は想定しておらず、工事責任者によるチェック項目に入れていなかった。
今後は、すべての杭ごとに電流計のデータを写真に収め、施工報告書の内容と照合してチェックするほか、直近5年間の既製コンクリート杭埋め込み工法の全件を再調査するとしている。
なお、判明した1件については、いずれの杭も支持層に到達していることが確認されており、安全性への影響は全くないという。
同社は施主や元請からの調査依頼350件について調査をしていた。
【川元 浩明】
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