3月、九州への外国人入国者数が41万人で過去最高を更新

 国土交通省九州運輸局の22日発表によると、3月の九州への外国人入国者数(速報値、船舶観光上陸者数を除く)は41万284人(前年同月比10.6%増)と単月での過去最高を記録した。

 日本全国では、日本政府観光局(JNTO)の16日発表によると3月は349万7,600人(推計値、同13.5%増)で、全国に占める九州のシェアは11.8%だった。全国で3月までの累計で1,053万7,300人に達し、過去最速で累計1,000万人を突破した。

 訪日外客数の増加の要因として、春の桜シーズンに入り訪日需要が高まったこと、東南アジアの一部市場や中東地域でイスラム教の断食明け休暇に合わせて海外旅行需要が増加したことなどが挙げられる。東アジアでは中国、東南アジアではインドネシア、欧米豪では米国を中心に訪日外客数が増加した。

【茅野雅弘】

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