久保田史郎氏、新著出版で 産科医療の危機を世界に発信し続ける

Naokimanと久保田史郎氏
Naokimanと久保田史郎氏

久保田史郎『発達障害の原因は【お産の現場】にあった!カンガルーケアと過剰な完全母乳が赤ちゃんの脳をおびやかす』(ヒカルランド)    産科麻酔医の久保田史郎氏が新著『発達障害の原因は【お産の現場】にあった!カンガルーケアと過剰な完全母乳が赤ちゃんの脳をおびやかす』(ヒカルランド)を出版した。

 本書は久保田氏がライフワークとして警鐘を鳴らし続ける問題、すなわち、発達障害の主因が出産直後の赤ちゃんが置かれる「低体温」と「飢餓」状態にあり、そのことを現代の出産医療が見逃している現実と、予防医療としての適切な体温・栄養管理の必要性を訴える。

 久保田氏の活動は諸方面から注目を集めており、YouTubeで登録者数230万人を誇る「Naokiman Show」の収録も終了し、後日、動画も公開される見込みだ。

【寺村朋輝】


<PROFILE>
久保田史郎
(くぼた・しろう)
SDGs国際予防医学研究会代表/元久保田産婦人科麻酔科医院理事長
医学博士/日本産科婦人科学会専門医/麻酔科標榜医

1983年、福岡市に久保田産婦人科麻酔科医院を開業。同院の優れた産科医療は広く評判を呼び、久保田氏は2万人以上の赤ちゃんを取り上げてきた。自身の経験を基に産科医療の問題点について30年以上にわたって研究を続け、日本と先進諸国のお産現場の危機を訴え続けている。

関連キーワード

関連記事