8日、ヤマウホールディングス(株)(本社:福岡市中央区、有田徹也代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は228億3,700万円(前期比15.7%増)、営業利益は35億6,500万円(同38.1%増)、経常利益は36億7,500万円(同38.8%増)、当期純利益は24億800万円(同38.6%増)で、増収増益となった。
決算要因としては、コンクリート製品部門での大型案件出荷の増加や価格転嫁が進んだことが全体業績を牽引した。さらに、水門等の鋼構造物や保守事業でも堅調な受注があり、製品原価や販管費の抑制が利益率改善に寄与した。一方、橋梁用伸縮装置や補修工事事業では特需の反動減が見られたが、全体としては底堅い成長を維持した。
来期(26年3月期)の業績予想については、売上高は224億円(前期比1.9%減)、営業利益は33億5,000万円(同6.0%減)、経常利益は34億円(同7.5%減)、当期純利益は21億円(同12.8%減)で、減収減益を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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