14日、昭和鉄工(株)(本社:福岡県宇美町、日野宏昭代表)は25年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は144億2,000万円(前期比6.7%増)、営業利益は12億500万円(同82.1%増)、経常利益は13億4,200万円(同61.3%増)、当期純利益は10億4,700万円(同0.1%減)で、増収と経常利益まで大幅増益となった。
決算要因としては、セグメント別で、主力の機器装置事業において空調機器の販売が堅調に推移し、適正な売価設定と製造工程の見直しによる原価低減も奏功し、売上高は75億1,900万円(同2.4%増)、営業利益は6億800万円(同205.6%増)と大幅増益を確保した。
素形材加工事業は、高欄製品が好調だった一方で鋳造品が低調にとどまり、売上高は22億7,100万円(同0.7%増)、営業利益は3,800万円(同21.9%減)と利益を落とした。
サービスエンジニアリング事業は、設備更新需要の高まりを背景に、空調・給排水設備工事が伸び、売上高は46億3,000万円(同18.2%増)、営業利益は5億5,800万円(同35.0%増)となった。
来期(26年3月期)の業績予想については、売上高は152億円(前期比5.4%増)、営業利益は9億8,000万円(同18.7%減)、経常利益は11億円(同18.0%減)、当期純利益は7億5,000万円(同28.4%減)で、増収減益を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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