14日、(株)豊和銀行(本社:大分市、権藤淳代表)は25年3月期の非連結決算を発表した。それによると、経常収益は103億8,000万円(前期比0.8%減)、経常利益は13億4,400万円(同97.1%増)、当期純利益は10億3,700万円(同18.3%増)で、収益は微減となったが、大幅な増益を確保した。
決算要因としては、貸出金利息の増加があった一方、株式等売却益や貸倒引当金戻入益が減少したことから、経常収益は微減となった。ただし、利益面では貸出金償却や国債等債券売却損の減少などにより経常費用が90億3,500万円(同7億4,700万円減)に抑えられた結果、経常利益は13億4,400万円と倍増した。当期純利益についても、減損損失の計上はあったものの、増益を確保した。
来期(26年3月期)の業績予想については、経常利益は11億5,000万円(前期比14.5%減)、当期純利益は6億6,000万円(同36.4%減)で、減収減益を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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