福岡日信電子、契約不履行で入札停止　福岡市が3カ月間の措置

　16日、福岡市は福岡日信電子（株）（本社：福岡市西区）に対し、同市が発注したデジタルサイネージの納入契約に違反したとして、同日から3カ月間の競争入札参加停止措置を講じた。停止期間は8月15日まで。

　問題となったのは「屋外用自立型デジタルサイネージ」の納入契約で、契約金額は税込で715万円。契約締結日は2024年12月18日、履行期間は同日から25年3月31日までとされていた。しかし、同社から、受注者の責めに帰すべき理由によって当該物品を納入することができない旨の申し出があったため、市は契約の解除に踏み切ったとしている。

　この事態を受け、市は「福岡市競争入札参加停止等措置要領」に基づいて同社を一定期間の競争入札から除外する措置に至った。

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【寺村朋輝】