2022年05月19日( 木 )
by データ・マックス

自然に害を与えない商いを展開

化粧品ブランド「ドモホルンリンクル」で知られる再春館製薬所(株)(本社:熊本県益城郡、西川正明社長)では、「人と自然の共存」を目的に自然環境に根差した事業展開を行っている。


 2001年に熊本県益城郡に「再春館ヒルトップ」として本社および製造工場を移転したと同時に、製造工場の屋上に太陽光発電パネルを設置。「太陽の畑」として、その後本社建物の壁面や屋上、敷地周辺に年々増設を重ね、14年9月にはパネル数29,445枚、発電力8,075kW、CO2削減効果は約3,000トンの規模となり、同社施設すべての電力をまかなえるようになった。


 12年には(公社)熊本県薬剤師会内にあった水質、食品、医薬品、排水検査・残留農薬分析業などを請け負っていた医薬品検査センターの事業を譲受。同事業の専門会社として(株)再春館安心安全研究所を設立した。


 通販化粧品の雄で知られる同社だが、かつては強引な販売手法などで社会問題化。その後、大幅な改革で「売上至上主義」によるアウトバウンド商法から、徹底した顧客フォローでリピートを増やす「顧客第一主義」への大幅な転換を図り、通販有力企業としての地位を築いている。そうした「自浄作用」の取り組みが、自然・環境共生に注力する姿勢にも表れているようだ。

 

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