カミチクグループ入りの小林食品 来月でスーパー3店閉鎖、食肉加工に注力か

 福岡、佐賀で食肉加工、食品スーパー「ジョイント」の運営などを行う(株)小林食品は、11月3日をもって久留米中央店・太宰府店・多々良店の3店舗を閉店する。残るは宇美町のたんぽぽ市場と久留米の2店舗のみとなる。

 小林食品の2024年8月期の売上高は77億581万円。同社は今年5月30日付で鹿児島を拠点に畜産から加工・開発、販売まで幅広く手がける(株)カミチクのグループに入っており、カミチクの上村昌志会長、山下大三専務がそれぞれ小林食品の会長、社長に就任している。今後はカミチクグループ入りの効果を出すため、食肉加工などグループの資源を生かせる事業に注力していくものと見られる。

【茅野雅弘】

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