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2015年12月24日 10:48

閉店から5年 中洲の「千鳥饅頭」ビル 競売へ 耳より情報 

atoti 中洲4丁目にあるレンガ造りの名物ビルに、ようやく動きが見られそうだ。地下鉄中洲川端駅そばで、映画館の「中洲大洋」の並びの4階建て(土地面積は約32坪)。同物件は1977年4月の新築から2010年7月31日まで千鳥饅頭総本舗が販売店舗を構えていたが、防災上の理由に閉店していた。以来、シャッターが開くことはなく、現在は同社商品の広告が掲げられているだけである。

 その物件が、現在競売にかけられていることが判明した。入札締切日は1月13日。売却基準価格は6,987万円。買受可能価格は5,589.6万円となっている。同物件は千鳥屋一族の複数名で共有するかたちとなっており、所有権の変遷からは、複雑な人間関係が垣間見える。

シャッターに掲げられた広告<

シャッターに掲げられた広告

 不動産関係者によると、「今回の競売は差し押さえなどによる強制競売ではありません。売却したいが、売却先が共有者間でまとまらない。そこで、広く購入者を公募して、売却金額を不動産の持ち分で分けるという換価競売となります」とのこと。

 博多駅周辺では、坪1,000万円に迫る土地の売買が発生している。今月初めに、西中洲で落札された競売物件も坪500万円ほどと高値が付いている。はたして、同物件にはいくらの値が付くのか、注目である。

【東城 洋平】

 

▼関連リンク
・都市開発が消す都市の記憶(1)~千鳥饅頭総本舗

 
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