【独自】宗像市議会など福岡都市圏でも、福岡県議会問題に関する意見書や決議提案の動き
高額な海外視察や正副議長就任をめぐる金銭授受疑惑などが問題となっている福岡県議会。蔵内勇夫議長が25日付で議員辞職したが事態は簡単に収まりそうもない。混迷を深める県議会の状況を、県行政と関わりの深い県内の各市町村議会は憂慮しており、8月の臨時議会で蔵内氏の地元・筑後市や八女市など7つの市と町の議会が意見書を相次いで可決した。
当社の調べで、9月議会において、福岡市議会、宗像市議会、小郡市議会でも福岡県議会に対する決議や意見書の提案が行われることがわかった。
福岡市議会では、9月2日開会の9月定例会に最大会派の自民党福岡市議団が決議を提案し、各会派も賛同する見込み。市議団の決議案は、県議・知事による高額な海外出張、金銭授受疑惑などで県民からの「県政に対する信頼は失墜した」と指摘。「県議会は自主解散も含めた方策を一日も早く示し、信頼の回復に努めるよう強く求める」とする内容である。
宗像市議会は本日(8月28日)が9月定例会開会日であるが、意見書は最終日の9月25日に提案される。ある宗像市議は当社の取材に対し「野党系から発議されるが、可決の成否はまだわからない」と語った。
宗像市長は、元自民党県議の伊豆美沙子氏だが、伊豆氏は7月31日の定例記者会見で、県政の停滞が同市を含む基礎自治体に影響をおよぼすことについて懸念を表明していた。
25日に9月定例会が開会した小郡市議会では、蔵内氏と対立してきた自民党・鳩山二郎衆議院議員に近い最大会派「おごおり創志会」主導で意見書を提案する動きがあるが、議会の一部から異論も出ている。
8月の臨時議会では、筑後市、柳川市、八女市、みやま市、大川市、築上町、糸田町が県議会問題での意見書を可決して、高額な海外視察の見直しや第三者委員会の設置を求めるなど、住民の代表である議会の要望を県知事や県議会議長に対して送付している。
【近藤将勝】









