2024年04月25日( 木 )

若き社員のために東京進出を目指す

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(株)オフィスリーテイル 代表取締役 永田 貴人

オフィス仲介事業に誇りと自信

(株)オフィスリーテイル 永田 貴人 代表取締役<

(株)オフィスリーテイル 永田 貴人 代表取締役

 (株)オフィスリーテイルは、オフィスを必要とする経営オーナーや企業へ賃貸仲介を通じて、さまざまなサービスを提供している。人とのつながりを重視した「社会から必要とされる企業」となることを目指し、事務所の仲介だけでなく、それに付随する諸問題の解決に向けた提案および行動ができる不動産会社だ。社名は、「オフィスを探す方が気軽に訪れる小売(リーテイル)店」という意味で、「オフィスを求める人々に最適な物件を仲介する役目を、私たち小売店舗が務めます」という思いを込めている。賃貸ビルやオフィスに関する事柄に必要なものは、「探す」「借りる」「拡大・縮小する」「貸す」など、目的によってさまざまに分かれ、それによって提案すべきことも異なる。この多方面に分かれる事業の中心に立ち、常に全体的に見わたせるよう努めている。

 オフィス仲介事業を専門とする不動産会社として、意識している同業企業は福岡市内に10社ほど。そのなかで同社は、打ち合わせや入居に関するアドバイスなど、依頼主と同じ目線で語り合い、より懐に与した関係を築いてきた。老舗や上場企業というより、同社と同時期に設立した中小企業とのつながりを深める機会が多かったのも、そのような姿勢の表れかもしれない。

 オフィス専門の不動産会社であることに誇りを持っている。住宅など、ほかの事業はできるだけ外部と提携、委託し、あくまでもオフィス仲介に特化していく構えだ。そのために4月からは管理担当者を増員し、ビルマネジメントの方面も強化していく。仲介を行った企業の営業戦略に役立てるよう常に知識の向上に努め、誠心誠意尽くすことでお客さまとWin-Winの関係が築けている手ごたえを感じている。

若き社員に夢を与えるために

 社員の平均年齢が30歳と若く、これがフレッシュな社風という長所になっている。若いが頼り甲斐があると認められ、信頼できるビジネスパートナーと感じてもらえるよう、社員教育に力を入れる。

 一般企業にとって、オフィスの移転や入退去はそう頻繁に起こることではない。法的知識や手続きの手順、専門知識などは容易には理解しがたいが、これを窓口担当者が上司にきちんと報告できるよう、相手に理解してもらえるまで丁寧に説明する。社員すべてが、営業の基本として会得していることだ。また、オフィス賃貸の目的や企業の規模に合わせて当日までに必要な日程と作業工程を出し、スケジュールを組み立てるのも、大切な役目だ。準備開始から入退去などの当日を挟んで、移転先での業務が滞りなく稼働するまで、担当者には頻繁に質問や相談の連絡が入る。おかげで、担当者の携帯は鳴りっぱなしだそうだが、そこは若い社員らしく、携帯メールを活用し確実で迅速に応答する。

 「嬉しいのは、時間外の対応を、若い社員が自主的に行っていることです。義務でも強制でもなく、自主的にお客さまのために待機している、それができる社員がそろっているのは、私たち幹部の誇りです」と、同社代表取締役の永田貴人氏。

 そんな永田代表の夢は、会社を東京進出できるぐらいに成長させること。「社員にとって一番の喜びは、自分たちの頑張りが会社の成長という目に見えるかたちになって実感できることだと思います。自分が新入社員だった頃は、東京進出に憧れモチベーションにもなっていた。その喜びを彼らにも味あわせてあげたいのです」という。そのためには、少しずつ事業が拡大する様を見せていきたい。昨年12月に広島支店を開設したが、それも東京進出へ向けての第一歩だ。

※記事内容は2015年8月31日時点のもの

<COMPANY INFORMATION>
(株)オフィスリーテイル
代 表:永田 貴人
所在地:福岡市中央区渡辺通2-7-14 パグーロ薬院5F
設 立:2007年12月
資本金:300万円
TEL:092-781-2120
URL:http://www.office-re.co.jp

<プロフィール>
nagata_pr永田 貴人(ながた たかと)
1974年生まれ。98年に独立し、アメニティワールドを設立。その後、組織変更を経て2013年、オフィスリーテイルに社名変更。不動産業界での数々の実績履歴が、厳しいオフィス仲介業界のなかで絶対的な信頼感につながり現在に至っている。

 

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