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東芝は9日、子会社の東芝メディカルシステムズの売却の独占交渉権をキヤノンに付与すると発表した。付与期限は18日までとなっている。東芝は2016年3月期連結決算で過去最大の7,100億円の最終赤字を計上する見込み。キヤノンを選択した理由は、ヘルスケア事業が本来持つポテンシャルを最大限に発揮し、企業価値・顧客価値の最大化を図れると判断したため。
キャノンは、新5カ年計画PhaseⅤの主要戦略の1つで新規事業の強化と拡大を掲げている。そのなかに医療事業が入っており、買収が実現した場合、この分野に影響を与える可能性がある。現在、キヤノンは、優先交渉権を得ただけであり具体的なコメントは発表していない。
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