営業成績・業務効率UPも、心の持ち方一つ（後）

プラスの情報と愛情の交換が人を変える

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ダイヤモンドセルフ博多 稲岡 淳之 代表

　前回ご紹介したように、人の心はそれぞれ固有の役割を持った三層構造になっている。そして、人はこのうち第一層、第二層で自己と他者との関係性を構築しがちである。たとえば、本などで得た知識は第一層に貯蓄され、「＋（良い）」と「－（悪い）」に選別される。その後、他者に向けて情報発信される。第一層から「＋」が発信され、第二層が「－」であれば、部下や同僚の失敗に対して、本で得た知識をもとに叱責、またはアドバイスを送るといった具合だ。もちろん自己に対しても発信される。
　この第一層から第二層への働きかけは、心のバランス取りともいえるが、これは「きりのない行為」だといえる。

　「第二層には本人の記憶にもないような、先祖代々からの記憶（DNA情報）も含まれています。その情報量は何千、何万年分という蓄積です。対して、本などで私たちが得られる情報はあまりにも少ないものです。第一層からの「＋」情報で第二層の「－」情報を打ちけすことで、前向きな気持ちになろうとしても、それは懐中電灯の光だけで真っ暗闇を進むことと同じなんです。光の当たった場所だけは見通せても、それ以外の場所は変わらず真っ暗のままなのです」（稲岡代表）。

　精神的な疲弊に場当たり的な対応は意味をなさない。では、どうすれば根本的な解決になるのか。ここで重要になってくるのが、第三層の「生命（いのち）の源（本当の自分）」だ。
　「『真我』という言葉をご存じでしょうか？この言葉は、経営の神様とも呼ばれる稲盛和夫さんの著書のなかにも出てくる言葉です。第三層『生命（いのち）の源（本当の自分）』というのは、この真我のことなんです。そして、この真我を体感してもらうための取り組みが2日間の集中セミナーを含む、『うつ病臨床90日プログラム』などをはじめとした、YSメソッドです」（稲岡代表）。

　実際にどのような内容の取り組みが行われているのか、百聞は一見にしかず。個人のメンタルヘルスケアとしてはもちろん、企業に義務付けられたストレスチェック＋α（業績UP＊下図参照）にも対応した多種多様なプログラムが用意されている。

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　疑い半分・期待半分かもしれないが、かつての稲岡代表もそうだった。まずは興味を持って動いてみることでしか、物事は進展しない。興味のある方は、ダイヤモンドセルフ博多のセミナーに参加、またはセミナーの依頼をしてみてはいかがだろうか。自身が変われば、必ず周囲の反応も変わってくるはずだ。

（了）
【代　源太朗】

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