2022年01月23日( 日 )
by データ・マックス

FIKS、エネルギーシフト等の実現を目指し発足会を開催

 エネルギー・食糧・水の、100%国内需要を目指し活動準備を進めていた「一般社団法人ふるさと創成の会(FIKS)」は、会員が30名を超えたことから、6月4日、福岡商工会議所で発足式として「ふるさと創成の会(FIKS)発表式」を行う。原則として会員と関係者対象だが、入会を考えている方であれば、非会員でも参加できる。

過疎地と支援者をつなぐ仲介役を担う

fiks FIKSは、福岡リーダーズ倶楽部塾頭の綾戸一由氏が2014年秋に有志4名とともに発足。11月に一般社団法人となった。綾戸代表理事は「2年前、高齢者から障がい者を含めすべての人々が安心して暮らすには、消費のあり方を変えるべきではないかと気づいた。食糧や水は日本国内で自給自足が可能であろうと考えるなか、電気の94%を外国からの輸入に依存しているということに気づき、これらを100%国内産に変えれば、理想的な社会が築けるのではないかと確信した」と発足時の思いを語る。

 名称に「ふるさと」とあるのは、エネルギー・食糧・水のすべてが田舎や里山など、自然豊かな「ふるさと」にあると見ているからだ。だがふるさとの大部分は過疎地化しており、活性化に携わる人的エネルギーが不足している。そこで同会が、ふるさとと、同地を活気づけようという知識やノウハウを持つ学識者、団体、学識者、研究者、行政などの仲介役となるべく活動を始めた。これを綾戸代表理事は「地域と、地域を何とかしようという人たちは、行政を含め、点在していた。これを線でつなぐ役割を、私たちは担いたい」と語る。

 発起人の1人、縄田泰三専務理事は「最初は模索状態だった」と当初を振り返る。しかし現地を訪れ、ふるさとと呼ばれる地域に様々な問題が山積みとなっていることを知るにつれ「地域の問題を解決するには知識やノウハウを持っている人がネットワークをつくっていくことが必須だ」との思いが募った。賛同者の助言もあり会を法人化させ、同時に八女市星野村と協定締結し、今後5年間、竹林活用を目的とした「竹プロジェクト」の活動や里山の電力・熱源を自給自足する為の推進活動など、10項目の活動構想を持つ事業にも取り組み始めた。
 その他にも、2016年電力自由化をめざして、消費者・新電力会社とのネットワークづくりや、山村・農村地域との公共交通インフラ構想などの活動も行っている。

ayado nawada

100年後の社会を豊かにするFIKSの理念

 5月現在同法人は、社会福祉法人しいのみ学園理事長、福岡教育大学名誉教授の曻地勝人氏、炭素資源国際教育センター、九州大学教授・博士の原田達朗氏を名誉会員に迎える他、定例会に40名近くが参加する団体へと成長した。賛同者が増えたことから九経局交流プラザを定期的に利用できるようになり、より多くの人たちへ活動報告を行えるようになった。
 5月定例会には、綾戸代表理事の挨拶や、縄田専務理事を始めとする全理事から前月以降の事業の取組の報告が行われたほか、水の研究の第一人者、(有)ミクロウェーブ代表取締役の山田清滉氏や、環境に配慮した「環境経営」の促進を評価され同友エコ2013大賞を受賞した(株)大匠建設代表取締役の井上真一氏からの特別報告も行われた。
 山田代表は、「共存、共生、共有の社会を目指し、豊かな暮らしとは何かと言うことに基づき生産者と消費者のあり方を考えていけば、『地産地消』の方向性も見えてくるのではないか」と語り、FIKSへエールを送った。また、省エネ対策を業績向上に生かした経験から、将来の日本を見据えて再生エネルギーへシフトすることの必要性を実感した井上代表は、「エネルギーシフトは個人や一企業では実現できない。100年後の社会を豊かにするにはこの重要性を感じる企業や団体が手を繋ぎ合い、より良い未来を目指すことが必須」と、FIKSへの理解を示した。

 6月4日の発起会は、会員、関係者限定だが、同会に興味を持ち、入会を検討する方であれば非会員でも参加可能とのこと。ただし「席数に限りがある為、早めに事務局へご連絡をお願いしたい」(同事務局)ので、下記HPを参照の受け、興味がある方は、早めに事務所までご連絡を。

yamada inoue

【黒岩 理恵子】

◆「一般社団法人ふるさと創成の会(FIKS)」詳細はコチラ>>

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