
一蘭本社総本店
大阪府警南署は4日、人気ラーメン店「一蘭」(本社:福岡市博多区)の社員らと同社を入管難民法違反の疑いで書類送検する方針を固めた。
同府警は昨年11月29日、同社の「一蘭道頓堀店別館」(大阪市中央区)で働いていたベトナム国籍の女性従業員を出入国管理法違反(資格外活動)の疑いで逮捕。容疑は、昨年4月から11月の期間に就労ビザが切れていた状態で働いていたこと。これについて同社は当時、「ビザを確認していたが、女性従業員はその後学校を辞め、就労資格を失っていたようだ。弊社としては、ビザの変更などがあれば自己申告を行うことを義務付けるなどの対策を行っていたものの、漏れがあった」とコメントしていた。
同署によると、書類送検する方針を固めた社員らは本社で労務管理を担当。本社が直接従業員の勤務管理などに関与していたと見ている。
【矢野 寛之】
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