福岡ソフトバンクホークスの川崎宗則が引退へ
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プロ野球、福岡ソフトバンクホークスの川崎宗則内野手(36)がチームを退団する意向を示しており、このまま現役を引退するとみられている。
2017年4月に米大リーグのカブスから6年ぶりに古巣に電撃復帰をはたし、チーム最年長野手ながら、持ち前の明るさでチームを牽引した川崎選手。だが、7月末に両アキレス腱痛で戦線を離脱。米国の天然芝から日本の人工芝に慣れるための過程においてアクシデントに見舞われた。
川崎選手はケガを克服するための療養とリハビリを行ってきた。しかし、関係者は「時間の経過とともに体力、気力が消耗していったのがわかった」と語る。川崎選手は昨年12月ごろに関係者に引退をほのめかすなど、すでに満身創痍の状況となっていた。
球団はプレーの可否にかかわらず、契約に向けての交渉を行っていたが、心身とも疲弊の色が濃くダメージが大きいと判断。川崎選手本人がもつ「引退」の意思を尊重した。その明るいキャラクターは日米で人気だっただけに、今回の決断は残念である。川崎宗則(かわさき・むねのり)。2000年に鹿児島工高からドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスの前身である福岡ダイエーホークスに入団。04年に盗塁王、最多安打を獲得し、走って守れる内野手として躍進。11年オフに海外フリーエージェント権を行使し、マリナーズ、ブルージェイズ、カブスと渡り歩き5年間で276試合に出場した。
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