2022年01月22日( 土 )
by データ・マックス

【朝倉市長選】林裕二氏が当選確実 被災地復興を加速へ

 15 日投開票の朝倉市長選は、無所属の新人で前福岡県議会議員の林裕二氏(67 、自民、公明、民進推薦)の初当選が確実となった。午後10時36分、朝倉市選管の中間発表を受け、当選が確定。選対本部長の栗原渉 福岡県議会議員が勝利宣言を行った。
 林氏は、「まずは災害からの復旧復興につきる。心を持って被災者に寄り添っていきたい。日本一難しい市長かもしれないが、しっかりとやっていきたい」などと語った。

 林氏は、 1950年6月生まれ。福岡県朝倉郡朝倉町(現・朝倉市)出身。朝倉高校、九州大学教育学部を卒業後、青梅保育園の園長に就任。 1991年4月の福岡県議会議員選挙に立候補し、初当選。県議時代は県の農政連委員長などに就任し、 7 期務めた。

 選挙戦において林氏は、「ふるさと朝倉を取り戻す!」をスローガンとして掲げた。昨年7月に発生した九州北部豪雨に伴う被災地復興を最重要課題とし、国と県、市の連携の重要性を訴えた。

また、停滞する地場経済の底上げ、人口減に歯止めをかけるため、観光振興による交流人口の増加などを公約としていた。

 朝倉市長選を巡っては、現職の森田俊介市長(65)が出馬する意向を表明していたものの、今年3月、病気を理由に出馬を断念。急きょ林氏が後継指名されるなどあわただしいものとなった。

 8年前の市長選で善戦し、旧甘木市を含め市議を7期務め知名度の高い実藤輝夫氏(70)が昨年12月に出馬表明。林氏の出遅れ感は否めなかったが、松山政司一億総活躍大臣、原田義昭衆議院議員をはじめ、同僚県議、朝倉市議らの支援を受けて選挙戦を展開。同じ朝倉市を地盤に持つ栗原渉県議会議員を選挙対策本部長に据え、農政連のほか、保守系の支持も集めていた。

【矢野 寛之】

 

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