「困った時」の心強い味方、タイヤ店「ピット富士サービス」

ピット富士サービス　松門 龍治 代表

　九州自動車道「広川IC」近くでタイヤの販売・修理などを手がける「ピット富士サービス」。西日本MR物流グループに属する同店は、松門龍治代表以下、熟練の技術を有したスタッフたちが在籍している。

　突然発生するタイヤのパンクや不具合。依頼主の商品などを目的地へ時間通りに届けなければならない物流企業にとって、トラックが走行不能になるのは死活問題だ。そのような緊急事態で大活躍しているのが同店。高速道路上であれ、山奥であれ、遠方であれ、24時間体制で駆けつける。

　「普段、『取り扱えない』と他店から断られたケースでもうちでは対応できるかもしれません」と話すのは同店の松門代表。先日、特殊車両である農耕用トラクターの1mを超すタイヤのパンク修理を依頼された。依頼主はいくつも店を回り、修理を依頼したが、特殊な形状のため、対応してもらえなかったという。そこで同店を訪れたところ、対応可能で無事パンク修理を行うことができたそうだ。

　「当店ではスタッフの技術力もさることながら、修理設備も充実しています」（松門代表）。松門代表は先代から同店を継承して5年。今まで手探りで営業を行ってきた。「最初は赤字続きでしたが、スタッフを増員するなどして今では売上が倍になりました」とのこと。

　信用と信頼を大切にし、1件1件丁寧に対応していったことで、現在は1日10件以上の依頼があるそうだ。グループは運送会社を複数有しているが、同店はグループ内のテクノロジー部門として重要な役割を担っている。

　「タイヤはドライバーさんの命にかかわる部分です。もし不具合があれば、技術者が迅速に対応します。困った時はお気軽にお電話を」と語る松門代表。

　まさにドライバーの心強い味方だ。

作業中の風景

トラクターのタイヤでもメンテOK

■ピット富士サービス
所在地：福岡県八女郡広川町大字新代947-9
ＴＥＬ：0943-32-5114