タストン・エアポート、東京地裁から保全管理命令

　鹿児島県の馬毛島（西之表市）を所有、管理する不動産開発・管理会社のタストン・エアポート（株）（本社：東京都世田谷区、立石勲社長）は、債権者から破産を申し立てられ15日、東京地裁から保全管理命令を受けた。
　タストン・エアポートの実質的オーナーは東京都に本社を置く立石建設（株）。

　タストン社が保有する馬毛島の土地をめぐっては2016年、馬毛島の土地を米空母機の離発着訓練場として整備することを前提に同社と防衛省の間で売買に関する合意が成立したが、契約金額に開きがあることから交渉が頓挫している。
　今年に入って、同島に核ゴミ処分場を誘致する動きがあることを、福岡市のニュースサイトHUNTERが報じている。