2022年05月26日( 木 )
by データ・マックス

着実に一歩ずつ事業を拡大 人との絆に喜びを感じられる企業(前)

(株)サンコービルド

4期連続で100億円突破

    ギャラリーハカタ新築

 「将来に向けて重要視しているのは、財務面を強靭なものにしていくという点ですね」。
 博多区駅前に本社を構える(株)サンコービルドはマンション、オフィスビル、工場など幅広く対応するゼネコンだ。同社代表取締役社長の岩野義弘氏が社の戦略について、まず掲げたのは財務面の強靭化だった。同社は2015年3月期から4期連続で100億円を超える売上を計上した。
 「事業規模が拡大するにつれて、私たちへの信頼や認知は深まっていったと感じています。私たちは毎年5名前後の新卒者を迎え入れていますが、入社前に私たちのことを知ってくれているケースが多くなってきました。皆さまの期待に応えるべく、全社一丸となって発展できるよう努めていく所存です」。
 岩野社長は、より一層の発展に努めると語る。そのために必要なこととして挙げているのが、営業部、工事部、管理部(設計・積算・購買)、事務部(総務・経理)の連携だ。営業が売上を獲得しさえすれば発展できるわけではない。すべての歯車がかみあって、事業の維持、存続、発展が健全になされていくという考えだ。そのために社内の組織改革に乗り出した。
 現場に関することは生産管理部、購買と積算に関することは原価管理部と、これまで別々だった部署をまとめ、さらにスムーズな連携を可能にした。さらに、高い品質を保証するために専門の人材を招き、品質管理に関する部門も立ち上げた。これらは今後、より発展していくための布石なのである。
 「売上高100億円の継続が当面の目標になります。現場が増えれば目標達成できる、というものではありません。工事部門、管理部門、事務部門のすべてが噛み合わないと健全な収益の確保にはつながらないのです。社内改革、人材の育成を行い、サンコービルドのブランド力を高めていきたいですね。そして、多くの人から愛される企業に成長させていきたいと願っております」。

(つづく)

<COMPANY INFORMATION>
代 表:岩野 義弘
所在地:福岡市博多区博多駅前1-31-17
設 立:1972年8月
資本金:9,900万円
TEL:092-414-6610
URL:http://www.sanko-bld.co.jp

Profile
岩野 義弘(いわの・よしひろ)

 1951年10月生まれ。熊本市出身。熊本工業高校 建築科卒。83年に三鉱建設工業に入社。営業本部副本部長兼大牟田支店長、営業本部長、専務取締役を経て2016年4月、代表取締役社長に就任。

(後)

関連キーワード

関連記事