西九州道、南波多谷口-伊万里東府招IC間の通行再開は来年
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10月1日に発生した佐賀県伊万里市の西九州自動車道の法(のり)面崩落で、全面通行止めとなっている南波多谷口IC-伊万里東府招IC間。国土交通省佐賀国道事務所は15日、年内の通行再開は困難との見通しを示した。復旧工事の完了は年明け以降になる見込み。
同日、佐賀市で開かれた学識経験者からなる「唐津伊万里道路法面対策検討会」の第3回の会合で、同委員会は、崩落が複合的要因によって発生したとの見解を示した。主な要因の1つとして、法面の頁岩(けつがん)層に水が浸透するなどして乾湿を繰り返し、強度が著しく低下した点を挙げている。
佐賀国道事務所によると、第3回検討会の内容を受けて具体的な復旧方法の検討に入ったという。同区画以外については、12月中旬の開催予定で調整を行っている第4回検討会で補修の必要性を含めて検証が行われる。時間的に年内の復旧は困難と判断した。
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