2024年04月19日( 金 )

人とまちを元気にする コーポラティブハウスを推進

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(株)無重力計画

住まい手の自由設計

(株)無重力計画 井本 重美 代表

 「お住まいになる方々が自由な発想で設計ができ、間取りや仕上げなど、それぞれの生活志向によってつくりあげることができる集合住宅が、コーポラティブハウスです」と述べるのは、住まい手に寄り添いながらも、独創的な建築設計を手がける(株)無重力計画の井本重美代表。井本代表は独立前に、中央区平尾でコーポラティブハウスを手がけた経験をもつ。その後、32年前に独立してからはまだ実現しておらず、新たなコーポラティブハウスを建てることを本懐としている。

 コーポラティブハウスとは、入居希望者(後の組合員)を募集して「建設組合」(竣工後は解散し、管理組合となる)を結成し、この組合が事業主となって、土地取得から設計者および建築会社の手配まで行う、集合住宅のことである。通常の分譲マンションなどの集合住宅を購入する際は、マンション販売会社と居住者とで契約を締結するが、コーポラティブハウスの場合は、設計から資金計画、施工、管理など、計画の始まりから竣工後まですべて組合主導で行われる。ただし、組合員がそれらの交渉すべてを自分たちだけで実施することは厳しいため、同社の井本代表がプロデュースする立場で参画するという。「注文戸建住宅の発想に近い方法で集合住宅をつくるのが、コーポラティブハウスです」(井本代表)。

住民同士のふれあいを大切に

 現在、同社では福岡市内で「中央区六本松」(7戸)と「中央区谷」(4戸)をそれぞれ竣工に向けて進行中である。「中央区六本松」は、福岡市営地下鉄七隈線・六本松駅から徒歩5分の好アクセス。「中央区谷」は、福岡山の上ホテルの近隣にある高台のロケーションである。

 「これら2エリアのコーポラティブハウスをつくり上げることにより、福岡でのコーポラティブハウスを積極的に発信していきたいです。昨今、人間関係が希薄になりつつありますが、コーポラティブハウスによって、住まれる方同士が日々ふれあう温かなコミュニケーションを構築することで、豊かな毎日を過ごしていただきたいです」と、井本代表は意気込む。

 同社では、200年住み続けられる耐久性と芸術性を目標に、将来的には犬との共生、音楽スタジオ、農園付きなど、特化した志向のコーポラティブハウスを手がけていくことを目指す。2019年春には、同社による説明会・セミナー開催も予定されている。

<COMPANY INFORMATION>
(株)無重力計画

代 表:井本 重美
所在地:福岡市博多区須崎町7-4-1
設 立:1986年11月
資本金:1,000万円
TEL:092-273-1233
URL: http://www.mujuu.co.jp

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