よりわかりやすい、パブリックトイレを目指して

　経済産業省は2月20日、JISの案内用図記号（ピクトグラム）に、トイレを示す記号を追加すると発表した。

　追加されるのは「洋風便器」「和風便器」「温水洗浄便座」の案内用図記号。（一社）日本レストルーム工業会（本部：愛知県名古屋市）が実施した、日本国内および海外でのアンケート調査の結果、訪日外国人の大半が、洋風便器や温水洗浄便座の付いたトイレを選択する傾向にあることが判明。増え続ける訪日外国人観光客に対し、外出先でトイレをわかりやすく案内する図記号の必要性が高まっていると判断し、関係者の意見を踏まえ今回のJIS 改正に至った。

　JIS改正にともない、今後は公共機関などでも見かける機会が増えることが予想される。

【長谷川　大輔】