大手町、丸の内、有楽町に並べるか「グローバル ゲートウェイ 品川」(前)
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東京・品川の一連の再開発事業がいよいよ本格始動し、日本のグローバルゲートウェイとして生まれ変わる。羽田空港国際化のさらなる進展、品川・名古屋間が開通するリニア中央新幹線も2027年開業を目指すなか、JR品川・田町駅間には40年ぶりに新駅が開設される。東京都は、14年に策定した「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2014」のなかで、大手町、丸の内、有楽町に並ぶ拠点とする構想を打ち立て、「これからの日本の成長を牽引する拠点」として期待している。世界と東京を結ぶハブ立地、世界へのゲートウェイ、日本のターミナルとして新たな役割を担う品川は今後、大改造を迎えるなか、どのように変貌していくかをレポートする。
品川新駅の開発へ エリア内で一体開発
外観パース (提供:JR東日本)
東京のJR品川駅と田町駅の中間に新設される「品川新駅(仮称)」(以下、新駅)が着工した。2020年の東京オリンピック・パラリンピック前に暫定開業、24年の「まちびらき」に合わせて本開業が予定され、完成すれば山手線30番目の駅になる。
本開業に合わせ、JR東日本など各社がオフィスビルやマンションなどの建設計画を検討している。これについては、「建物の具体的な計画は今後検討をしていく段階です」(JR東日本)という。
東京都都市整備局も17年6月に「(仮称)泉岳寺駅地区市街地再開発事業」を実施するための地区事務所を開設した。これによれば、泉岳寺駅の拡幅と近隣に延べ床面積約11万m2、高さ最高160mのビルの建設が予定されているほか、約350戸の共同住宅、事務所や商業施設、駐車場なども配置される。着工時期については、「都市計画決定前なので、これから検討する」(東京都都市整備局)という。
URが進める東西つなぐ道路整備
「提灯殺し」の異名を持つ高輪橋架道橋
道路整備や大規模開発のための基盤整理を手がける(独法)都市再生機構(以下、UR)は、13haの車両基地を含む14.7haにおよぶ大規模事業「品川駅北周辺地区土地区画整理事業」を先行して実施している。主にURが取り組むものは、分断されていた車両基地跡の東西をつなぐ道路整備だ。
現在、品川駅の車両基地跡地内で、東西を結ぶ道路といえば、「提灯殺し」の異名をもつ高輪橋架道橋。ガードの制限高さはわずか1.5mという名物道路だ。「提灯殺し」の異名は、タクシーの表示灯が天井に当たって壊れた話が広まり、そのように呼ばれるようになったとされる。幅員が狭いほか、照明は設置されているものの昼間でも薄暗く、背の高い人は頭を下げたままの姿勢で全長230mを歩くだけでも苦労していたが、区画整理事業により、この高輪橋架道橋は高さ約4.5mを確保して2車線とされる予定だ。
(つづく)
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