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2020年02月03日 13:30

筑紫野の安心・安全な生活を支える地場老舗企業 一樹百穫 

土木一式工事、建物解体、産廃処理業、不動産業
(株)矢ケ部開発

3つの柱で地域貢献

 (株)矢ケ部開発は、1976年に筑紫野市で創業した、業歴40年を超える地場老舗企業だ。道路や河川の改修といった土木一式工事を通じて、地元筑紫野市の生活インフラ整備に努めている。

 建物の解体工事も手がけており、工事で発生した木くずなどの産業廃棄物を受け入れる中間処理場を自社で筑紫野市山家に保有している。筑紫野市と飯塚市との境界にある残土処理場は、4万坪という広大な収容量を誇る。産業廃棄物の不法投棄を未然に防ぎ、地域の公衆衛生向上の役割もはたしている。このほか、不動産業も展開しており、物件オーナーと入居希望者との間に立ち、双方にとっての最適解を提案する、仲介業務を主にとり行っている。

 土木一式工事、産廃処理業、そして不動産業。同社はこれら3つの事業を収益の柱とすることで、地元筑紫野市民が安心・安全に暮らしていくための生活基盤の維持・発達、地元での雇用の創出に貢献している。

整理の行き届いた残土処理場
整理の行き届いた残土処理場
筑紫野市山家にある中間処理場
筑紫野市山家にある中間処理場

 

社外でも積極的に活動

代表取締役 矢ケ部 信一 氏
代表取締役 矢ケ部 信一 氏

 同社の代表を務める矢ケ部信一氏は、筑紫野市土木協同組合の理事長も務めている。組合企業17社とともに、地域のパトロールを実施するなど、社外での活動にも積極的だ。同協同組合は筑紫野市と「災害時における応急対策業務などに関する協定書」を締結しており、市と連携してインフラの長寿命化に関する施策や、災害に強いまちづくりを推進している。

 近年、局地的な大雨=ゲリラ豪雨や頻発する台風による被害が頻発しており、市民1人ひとりが防災意識を高めることが求められている。このような状況下において、同協同組合の活動はますます重要になっていくだろう。

 このほかにも、矢ケ部代表は筑紫野市商工会において、副会長の立場から経営支援、地域イベントの企画・実行を始めとした地域活性化にも取り組んでいる。自社の事業活動と、社外での地域活動の両立。決して容易なことではないが、長きに渡るこの多方面からの地元筑紫野市への貢献が、矢ケ部開発への大きな信頼につながっているのだ。

人材難といわれるなかで

 あらゆる企業が頭を抱える問題が、人材の確保である。売り手市場と呼ばれる採用状況が長らく続くなかで、中小企業の「人手不足倒産」も増加傾向にある。しかし、矢ケ部開発には20名を超える従業員が定着しており、なかには20代の若手もいる。代表と社員の距離が近い、開かれた職場環境の整備。そして、代表による自発的な声かけ=コミュニケーションの多さが人材の確保・定着の秘訣ではないかと考えられる。

常に開かれた社長室
常に開かれた社長室

 「若い人に『ウチで働いてみないか?』と声をかけることがままあります。すべてがうまくいくことはありませんが、それでもなかには興味をもって弊社に入ってくれる人がいます。そうして縁のあった若者を、しっかりと育て上げていきたいと考えています」(矢ケ部代表)。

 同社では、従業員の資格取得支援が充実しているほか、新しい住居を探す必要がある場合はその手助けも行う。人財として成長するための環境をきちんと整えてくれるのも、同社の魅力といえる。

これからも筑紫野とともに

 同社が40年以上の事業活動を通して、地元筑紫野市で築き上げてきた実績は数知れない。だからこそ、同社の仕事に対する信頼は厚く、経営基盤は堅固なものになっている。

 「たとえ公共工事がなくなったとしても、弊社の仕事がなくなることは決してありません。これからも地元筑紫野市で、安心・安全なまちづくりに貢献してまいります。今後に関しては、土木一式工事、産廃処理業、そして不動産業。これら3つの事業をそれぞれ独立させた格好で、次世代に継承できるよう道筋をつけていければと考えています。とくに不動産業に関しては、まだまだ開拓の余地があると思っています。たとえば、筑紫野市は全体の面積に対する市街化調整区域の割合がまだまだ多いと感じます。まちづくりの可能性は、十分に残されていると思います」(矢ケ部代表)。

 このほかにも、同社は複数の事業計画を抱えている。思いや考えを実現させるための布石は、すでに打たれているのだ。

 筑紫野市のまちづくりを陰で支え続けてきた矢ケ部開発だからこそ、市の持続可能な発展に何が必要なのかがわかる。そして、その「何か」を具体的に示し、実行に移せるだけの実力と地域との深いつながりが、同社にはある。同社は地場有力企業として、これまでも、これからも、筑紫野市のさらなる興隆のために尽力し続ける。

【COMPANY INFORMATION】
代 表:矢ケ部 信一
所在地:福岡県筑紫野市吉木2508-1
設 立:1976年11月
資本金:2,400万円
TEL:092-924-1180
URL:https://www.yakabekk.com

25周年記念出版雑誌 『一樹百穫』 一覧

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