2024年04月19日( 金 )

「実録 頭取交替」発刊から5年

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 今から約5年前の10月15日、講談社から「実録 頭取交替」が出版された。Net I・B Newsに2012年3月22日から経済小説「維新銀行~第一部 夜明け前(1)」の掲載を開始したことが本になるきっかけだった。連載は2013年5月24日までの1年2カ月におよび230,311字の長編小説となった。

 「維新銀行」の著者は仮名の「北山譲」だったが、執筆者の実名は弊社顧問の浜崎裕治氏である。弊社社長・児玉直と浜崎氏は30数年来の親友であることから、この「維新銀行」を何とか小説として出版しようと児玉が動き、講談社からの発刊が決まった。

 ただし、条件が付いた。主人公が堀部正道では面白くないので、主人公は甲羅万蔵に、また1冊の本とするため、8万字程度に書き換えることを求められた。

 そのため浜崎氏は6カ月かけて「維新銀行」を書き換えた後、いくらかの修正をし、題名も「実録 頭取交替」に変更され出版されることになったという。その後、2017年8月17日に講談社α文庫から文庫化されている。

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